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柔心左右衛門の独言

 古武術随筆録 「柔心左右衛門の独言」


その七 力を抜く     平成16年1月27日


古武道での稽古をはじめて、まず言われるのが「力を抜いて」ということです。
そして、言われるので、自分では力を必要以上に使わないようにします。
それなのに、また言われます。「力を抜いて」と。
ここから苦しむのです。自分では力を抜いているのになぜ。一体どうしろというのだ?

苦しみながらも稽古していると
ある時、自分が力んでいることに気がつきます。
そうしてはじめて、
いかに自分が無駄な(必要のない)力を使っているかということに気がつき
それを失くすようにと、自分で自分をチェックできるようになるのです。

力んでいる自分に出会った時に
ようやく古武道の稽古がスタート出来るのです。
ただ、それもまた苦しみの始まりですが。(笑)




  



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