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柔心左右衛門の独言

 古武術随筆録 「柔心左右衛門の独言」


その十三 姿勢 平成18年8月11日


先日、スポーツ新聞を読んでいると高校野球の記事に目がとまった。
ある関西の強豪校では打者に背筋を伸ばせと強く指導するとのこと。
その理由は背中が丸くなっいては、しっかりとボールと向き合えないから。
うちの古武道の稽古でも、細かい手足や剣の動き、角度に関しては注意することはないが、常に注意しているのが、
「下をみるな」、「顔をあげて」、「背中を丸めない」、「軸をたてて」。

古武道で型稽古をメインにしていると自分勝手な設定状況や体の使い方に目を奪われがちです。
が、武道であるかぎり相手がいるのです。
相手や場と向き合うことが現代で古武道をやる意味が出てくるかと思っています。
ますは、手順や体を練る事よりも顔を上げ相手を見ることから始まると思うのです。
学ぼうとする意識、そして、学べる姿形。
全ては姿勢で始まり、姿勢で終わる。



  



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