会員の声その2

古武道を始めたきっかけ、古武道を実際に稽古してみてどうだったかを会員の皆さんに聞いてみました。

男性30代
鍼灸の資格を取り、治療家として東京での修行も終盤に差しかかった頃、東京でやり残した事は?と自分に問いかけ出てきた答えが“古武術やってみたい”でした。
そんな折、家内の知り合いに古武術をしている方がおり、柔剣雷心会を紹介して頂きました。

思い切って“えいやっ!”っと飛び込みました。
何も始めず子羊の様にびくびくしていた僕の心配は杞憂に終わり、良き指導者諸先輩方に巡り会え丁寧に指導して頂きました。

なぜ早く始めなかったのかと悔やまれるくらい古武術の面白さを体験させて頂き、すげー!すげー!なんで!なんで!の連続でした。
いかに力まず最速、最短、最大限に体を操作できるか。力ではない、技術がそこにはありました。

常識や先入観に捕われず、体のちょっとした使い方を利用し、日常生活中での負担を軽減する事の指導としても患者さんに役立っています。
実家に戻り長野で開業することになりましたが、通信講座も開催されているお陰でこちらでも継続して稽古ができています。

女性30代
古武道を知ったのは友人が「現代人は忘れてしまったけれど昔の日本人の動きは無駄がなく最小で、あまり力を使わない動きをしていた。そして最近、この動きが介護やスポーツなどの幅広い分野で興味を持たれている」と教えてくれたからです。

稽古に参加させていただくようになって「ゆるみ」「力をぬく」などといった古武道の考えや動きを教わるようになりました。
人は危険な時に、反射的に身を縮めて危険から逃げようとします。
しかし、こんな時に古武道ではいかに身体を緩めるかが大切になります。身体を固めない事が逆に素早い動きを生みだすそうです。

でも、この動きが出来るようになるには「軸」「中心」「ゆるみ」・・色々な事を理解できなくてはなりません。これは難しい・・。

私は武道未経験者ですが、この会は先生や先輩方が丁寧に教えてくれるので安心して稽古に参加できます。私は古武道がどんなものかまだまだ理解できませんが、稽古を楽しめればそれで良いのだと感じています。そう思える雰囲気が稽古にあります。

女性20代
留学中にあまりにも日本のことを知らない自分に気づき、何か日本の伝統にまつわることを学びたいと考えていました。そんな時、時代劇の殺陣の動きの美しさに、自分もこんな動きができたら、と思ったのがきっかけです。

ここを選んだのは単純に家から近いため。けれど今思うと本当にラッキーな出会いだったと思います。
初めは分からないことだらけでしたが、演武会や合宿に参加するうちにどんどんハマっていき、今は自分の生活に欠かせないものとなっています。

体も変わってきて、姿勢が良くなり、ダイエットにも効果が!!
今は木刀での剣術だけでなく、小太刀・杖・棒・ナギなどにもチャレンジする機会もありとても楽しいです。