構を観る

実際に動きを観なくても、静止している状態で、その人の動きの質や動いた場合の前後は分かるもの。
剣の構も当然わかりやすいです。
面白いのは、正面より、横、さらに背後からが、一番分かる。

表は、とりつくれても、裏、後ろは、隠しきれないもの。


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中心に入る

相手の中心に入ると簡単に言っても、難しいものです。

まして、相手が中心を守っている場合、なかなか簡単にはいかないです。

多くは、2つのことをやってしまいます。

一つは、相手の守っているものを外そうすることです。外そうとすると、相手は反発するから、ぶつかり合います。

二つめは、回り込んで取ろうとします。回り込むと、相手が真っ直ぐに守っていると、自分の中心が先に取られてしまいます。


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常に柔らかく

武術の柔らかさは、柔らかさを意識して作るものではなく、常に柔らかくありたいものです。

構えるのではなく、より最善の状況に変えるために事態を受け入れる柔らかさ。それが強さになると。

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